じし

じし
I
じし【侍史】
(1)貴人のそばに控えている書記。
(2)手紙の脇付として記し, 相手への敬意を表す語。 直接はおそれ多いから侍史を経て差し上げる意。 侍曹。
II
じし【児子】
子供。 小児。
III
じし【地子】
〔「ちし」とも〕
(1)律令制下, 公田(コウデン)を農民に貸し, その収穫の五分の一を賃貸料として納めさせたもの。
(2)平安時代, 荘園領主が田地を田堵(タト)に請作(ウケサク)させて徴収した小作料。
(3)平安末期以降, 田地以外の畑地や家屋敷地に対する賦課。 鎌倉末期には銭納化が進んだ。
(4)室町時代以降, 都市の屋敷地に対する宅地税。 原則として銭納。 屋地子。
(5)広く, 借地料や田租をいう。

「年に一斗の~はかるなり(去来)/猿蓑」

IV
じし【慈氏】
〔仏〕
〔梵 Maitreya「弥勒(ミロク)」の意訳〕
弥勒の異名。 慈氏菩薩。 慈氏尊。
V
じし【次姉】
上から二番目のあね。 長姉の次のあね。
VI
じし【次子】
二番目の子。 また, 次男。
VII
じし【示指】
人差し指。
VIII
じし【自恣】
(1)自分の思うままにすること。 きまま。

「猖狂(シヨウキヨウ)~たるの弊あらん/明六雑誌 11」

(2)〔仏〕 夏安居(ゲアンゴ)の最後の日に, 集会した僧が互いに期間中の罪過を指摘または懺悔(ザンゲ)して, 善に進む行事。
IX
じし【自死】
自殺。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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